照黎社の学習目標

 照黎社では以下の4つの学習目標を定めています。

  • 自分で疑問を持ち解消しようと努める
  • 疑問や学習内容について自分で説明できる
  • 自分で楽しく学習できるように工夫する
  • 自分にとっての学習の目的や意味を考える

これらの目標は普段から勉強し学習内容を身につけるのに重要なものです。

ここでは4つの目標について説明していきます。

自分で疑問を持ち解消しようと努める

 「疑問を持つ」ということは非常に重要なことです。

  • なぜ分からないのか?
  • なぜ不思議に思うのか?
  • なぜ誤答したのか?
  • なぜ正解したのか?
  • なぜこの公式を使うのか?

というような疑問を持つことが、より深い理解より確実な理解への第一歩となります。

さらに、本やインターネット、先生への質問などその疑問を解決できる手段はいくらでもあります。

これらを活用し、自分に必要で正しい情報を得ようとすることで、その疑問の肝となる部分を把握することもでき、さらなる理解に繋がります。

そのため、能動的に疑問を持ち、その疑問を解消していく訓練をしていきましょう。

疑問や学習内容について自分で説明できる

自分が理解したと思っても、いざ人に説明しようとすると案外難しいものです。

生徒自身がその疑問に向き合った過程や成果について講師に自分の言葉で説明することによって、生徒が学習内容をより深く、より確実に理解することを目指しています。

  • あまり理解していないけど何となく解けたから良い
  • なにが分からないか分からない

といった曖昧な状態のまま単元を終えるのではなく

  • 問題は解けるが、なぜこうなるのか分からない
  • ○○のところが△△だから分からない

といったように現状を言語化し、それを解決しようとすることでさらなる理解を促します。

そのため、自分の現状を「質問」または「説明」として相手に伝えられるように訓練していきます。

自分で楽しく学習できるように工夫する

「好きこそものの上手なれ」という言葉があるように、好きでなければ、楽しくなければ、興味が湧かなければ何事も続きません。

日々の学習をしていくには自分の学習モチベーション管理が重要になります。

勉強しようと思わずとも

  • 海外サッカーを見ていたら、知らず知らずのうちに国名や場所などを覚えていた。
  • 好きなアーティストの英語歌詞部分の意味を知ろうとして英単語を覚えた。

といったように「自分の興味・関心事や趣味などがたまたま学習に繋がっていた」ということがあると思います。

これを能動的に発生させるように工夫していきましょう。

例えば、下記のように工夫することができます。

  • 漫画が好きだから歴史漫画などを読みある程度の知識をつける。
  • ゲームが好きだから、ゲーム形式で学習する。

こういった工夫で学習モチベーション管理をできるように訓練していきます。

自分にとっての学習の目的や意味を考える

目的もなくただ勉強を続けていくと、どこを勉強すればいいか、何を勉強すればいいか分からなくなり、勉強が辛くなっていきます。

そうならないために、自分なりの学習の目的や意味を考えるようにしましょう。

  • 次回の定期テストで高得点をとるため
  • 何かの職業に就くため
  • ○○の知識を極めたい
  • ○○を作りたい    など

上記の例のように目的や意味はどんなものでも構いません。

目的を達成するために今やらないといけないことを逆算して学習に活かせるようにしていきましょう。

目的からの逆算 例)定期テストで高得点をとりたい場合

定期テストで高得点をとる

←テスト範囲の内容を理解する

←苦手分野をなくす+得意分野を伸ばす

現状の把握(苦手・得意の把握)