アルゼンチンってどこにある?どんな国?
アルゼンチンvs.フランスの決勝戦が行われて、PK戦までもつれ込む大激闘の末にアルゼンチンが優勝しましたね。本当にすごい試合でした。
ということで今回は「アルゼンチン」という国について少し説明していきたいと思います。
※この記事は厳密性よりも分かりやすさに重点を置いています。ご注意ください。
アルゼンチンってどこにある?
アルゼンチンは南米の南部に位置する国である。
アルゼンチンの国旗ってどういうの?
アルゼンチンの国旗は、独立戦争の中心人物であるマヌエル・ベルグラーノが発案したといわれている。
上下の水色は海と空、また正義・真実・友情を表している。
中央の太陽は「五月の太陽」といい、スペインからの独立の象徴(シンボル)である。独立戦争が始まった5月25日に雨が上がり太陽が出たことに由来するという。
「アルゼンチン」の名前の由来は?
「アルゼンチン」(Argentina)という国名は、「銀」を意味するラテン語 “Argentum” に由来するといわれる。
16世紀初頭にスペイン人がこの地を訪れたときに、銀の装飾品を身に付けた先住民に会ったことに由来するという説がある。
アルゼンチンの大きさってどのくらい?
アルゼンチンの面積は約278万㎢(世界8位)であり、日本の面積(約38万㎢、世界62位)の約7.5倍の大きさである。
以下のサイトにアクセスすると日本とアルゼンチンの大きさの違いが視覚的によく分かるので、ぜひご覧ください。ちなみにこのサイトでは、自分で選んだ国を世界中のあらゆるところに移動させて色んな国と面積を比較できるので、とても勉強になりますし、とても面白いです。
※本題から逸れますが、日本とチリ(アルゼンチンの西隣)を見比べてみると、チリの大きさ、特に南北の長さに驚きます。
アルゼンチンにはどのくらいの人が住んでる?
アルゼンチンの人口は4538万人(世界31位)であり、日本の人口(1億2485万人、世界11位)の0.36倍である。
アルゼンチン人ってどのような人たち?
アルゼンチンは多くの移民(特にヨーロッパ系移民)を受け入れてきた国である。
アルゼンチン人は、約97%のヨーロッパ系(特にイタリア系とスペイン系)と約3%の先住民系で構成されている。とはいえ、アルゼンチンにどのような人がどれだけ住んでいるか?ということについては諸説ある。
ちなみに、サッカーアルゼンチン代表のリオネル・メッシはイタリア系とスペイン系の血を引いているという。
また、『母をたずねて三千里』は、主人公のマルコが、イタリアからアルゼンチンに出稼ぎに行った母を訪ねるという物語である。
アルゼンチンでは何語が話されている?
かつてスペインの支配を受けていたことから、アルゼンチンの公用語はスペイン語である。
ちなみに、南米諸国の公用語は以下の通りである。
アルゼンチンで信仰されている宗教ってなに?
アルゼンチンに住むほとんどの人がキリスト教のカトリックを信仰している。
ちなみに、第266代ローマ教皇(現ローマ教皇)であるフランシスコはアルゼンチンのブエノスアイレス出身である。フランシスコは史上初のアメリカ大陸出身のローマ教皇である。
※「ローマ教皇」は、カトリックの最高指導者である。
アルゼンチン人は牛肉が大好き
アルゼンチンの年間牛肉消費量は世界2位であり、日本の年間牛肉消費量の約10倍にもなる。
ちなみに年間牛肉消費量世界1位は、アルゼンチンの隣国のウルグアイだそう。