サッカーワールドカップ2022開催地のカタールってどこ?【カタールについての5問】解答&解説

 サッカーワールドカップ2022の開催地「カタール」についての5つの簡潔な問題を作ってみました。今回はその解答と解説を行います。


 下記の地図は、「白地図専門店」さんのものを使用しています。

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Q1.A~Dのうち、カタールはどれか?


A→×

 アラブ首長国連邦である。英語表記は “United Arab Emirates” で “UAE” と呼ばれる。

 アラブ首長国連邦は、アブダビ首長国、ドバイ首長国、シャールジャ首長国、アジュマーン首長国、ウンム・アル=カイワイン首長国、フジャイラ首長国、ラアス・アル=ハイマ首長国という7つの首長国から構成されている。

 特に中東有数の世界都市・観光都市であるドバイは有名であり、市内には世界で最も高い建造物「ブルジュ・ハリファ」や、世界で最も大きな人工島でありヤシの木の形をしていることでも有名な「パーム・アイランド」がある。


B→×

 サウジアラビア王国である。世界2位の原油埋蔵量と世界最大級の石油輸出量を誇り、石油輸出国機構(OPEC)に加盟している。

 王家のサウード家が支配する絶対君主制国家であり、国名の「サウジアラビア」は「サウード家のアラビア王国」という意味である。

 国内にはイスラム教の聖地であるメッカがある。


C→〇

 

D→×

 イエメン共和国である。首都のサナアは現存する世界最古の街の一つであるとされ、「ノアの箱舟」で有名なノアの息子であるセムによって街が創建されたという伝説がある。

 近年のイエメンは軍事クーデターや分離独立勢力による反乱、アル=カーイダによる襲撃、アラブの春(2011年~)、イエメン内戦(2015年~)に苦しんでいる。

 モカコーヒーの豆の産地としても知られる。モカコーヒーの「モカ」は、イエメンのモカという都市名に由来している。ちなみにイエメンの対岸にあるエチオピアはコーヒー発祥の地とされている。



Q2.カタールの国教はどれか?

 ※「国教」とは「国家が公式に保護し、国民に広く信仰させる宗教」である。

A イスラム教→〇

 イスラム教は世界で2番目に多い信者を持つ世界宗教であり、世界中に信者がいるが、特に西アジア、北アフリカ、中央アジア、南アジア、東南アジアに信者が多いとされる。

 カタール国はイスラム教を国教としており、カタール人(カタール国人口の1~2割しかいない)の9割ほどがスンナ派に属している。


B キリスト教→×

 世界で最も多い信者を持つ世界宗教であり、世界中に信者がいるが、特にヨーロッパ、北米、中米、南米、アフリカ中部、アフリカ南部、オセアニアに信者が多いとされる。


C 仏教→×

 キリスト教、イスラム教に次ぐ規模の信者数を持つ世界宗教である。特に東アジア、東南アジア、南アジアに信者が多いとされる。


D ヒンドゥー教→×

 キリスト教、イスラム教に次ぐ規模の信者数を持つ宗教である。主にインドやネパールで信仰されているとされる。


Q3.カタールの公用語はどれか?

 ※「公用語」とは「国や地域で、公の場での使用が定められている言語」である。

A 英語→×

 公用語ではないが、カタールにはアラビア語圏外からの移住者も多いため英語が広く用いられている。

 英語は世界で最も多くの国・地域で使用されている言語であり、現代の国際共通語となっている。


B フランス語→×

 英語に次いで多くの国・地域で使用されている言語である。

 フランス、ベルギー、スイス、かつてフランスの植民地だったアフリカ北西部やカナダの一部、フランスの海外領土であるフランス領ポリネシア、ウォリス・フツナ(どちらも南太平洋にある)などで公用語として用いられている。


C アラビア語→〇

 英語、フランス語に次いで多くの国・地域で使用されている言語である。

 主に西アジア、北アフリカの国々の公用語となっている。


D スペイン語→×

 英語、フランス語、アラビア語に次いで多くの国・地域で使用されている言語である。

 スペイン、南米(ブラジルを除く)、中米、西アフリカの一部で公用語として用いられている。ちなみに、アメリカ合衆国でもスペイン語話者は多く、英語とスペイン語はアメリカ合衆国の二大言語であるとされる。


Q4.カタールが属する気候区分はどれか?

A 熱帯雨林気候→×

 赤道直下の島々(インドネシアやマレーシア、パプアニューギニアなど)、アフリカ大陸の中西部、南米大陸の中西部に主に分布する。

 一年間を通して高温多雨であり、午後に「スコール」という激しいにわか雨が降ることが多い。


B 温暖湿潤気候→×

 東アジア、アメリカ合衆国東部、南米の中南部のパンパ、アフリカ南部、オーストラリア東部、イタリア北東部、黒海沿岸、カスピ海西岸に主に分布する。

 一年間を通して比較的降水量が多く、季節風(モンスーン)の影響で特に夏に降水量が多い。夏に降水量が多いことから東アジアでは稲作が盛んである。また、四季がはっきりしていることが多い。


C ツンドラ気候→×

 ユーラシア大陸や北米大陸やグリーンランドの北極海沿岸、アイスランド、南極半島、チリ南端部に主に分布する。アンデス山脈やチベット高原、日本だと富士山や大雪山や飛騨山脈などに分布する高山気候をツンドラ気候に含むこともある。

 一年間のほとんどの期間で氷雪に覆われているが、夏に永久凍土の表層が溶解しコケ類や地衣類が生育する。


D 砂漠気候→〇

 アラビア半島に位置するカタールは砂漠気候に属する。

 アフリカ北部、アフリカ南西部、アラビア半島、ユーラシア大陸内陸、オーストラリア中西部、アメリカ合衆国西部、南米大陸西岸、南米大陸南部(パタゴニア)に主に分布する。

 一年間を通して降水量が少なく、植物がほとんど育たないが、水源地には植物が生育しオアシスが形成される。


Q5.「カタール」の正しい英語表記はどれか?

A Catar→×


B Qatar→〇

 世界の国・地域で唯一「Q」から始まる英語国名が “Qatar” (カタール)である。


C Katar→×


D Catal→×